
梅雨入り直前の月曜日、朝からの雨がやんだので、あじさいを見に行こうと考えた。あじさいといえば、鎌倉 明月院(あじさい寺)に行くというのがの湘南住民の正しい振る舞いであるが、「鎌倉は遠い。地元、長久保公園にあるのではないか、捜しに行こう」となった。
藤沢市民といえども「長久保公園とはどこじゃ ?」という反応が大部分だと思いますが、鵠沼、辻堂地区住民にはお馴染みの散歩コースの公園です。引地川沿い鵠沼と辻堂の間に位置し、「都市緑化植物園」という名前の植物園を持つ。案内はこちら。

3D地図右側が鵠沼、左側が辻堂。画面の上部を走る道路は藤沢国道1号線から茅ヶ崎海岸側に抜ける県道で、箱根駅伝の湘南ルートとして名高い道路です。
この公園入り口は二つあり、正門は地図右上箱根駅伝道路から入ってくる時に使う。もう一つ公園地図の左中央に西口という名前の裏門があります。辻堂族はそちらから入るのが流儀です。
写真左がその入り口。いかにも裏口という感じ。右は入った所で撮った写真。こいう具合に入るとすぐ森の中という感じになるのが良いですね。
この公園は鵠沼よりの東側が植物園を中心とするガーデン部分、辻堂よりの西側が池、芝生広場、森、高台、生け垣迷路などで構成される公園部分の二つに分かれます。公園を構成する様々な要素がバランス良く配置され、楽しく散策出来る公園です。詳しくはこちらのページ(施設案内)を参照。
左が庭園見本園、右が芝生広場。右の芝生広場はサッカー野球など固いボールを使った遊びは出来ません。休日は子供たちで賑わいます。
展望広場手前の道で撮った写真です。上まで登ると江ノ島が見えます。右は広場に登る道の手前の花壇です。残念ながらあじさいは無いですね。
その先、花菖蒲の池の写真。池だから湿地ですが、ここもあじさいはありません。

更に先に行きます。この公園で一番大きいスイレンの池です。ここからは入って直ぐのフロントガーデン(花のプロムナード)が見え、その先は正門です。
右の写真の池の手前にあるモニュメントはデミター(豊穣神)という名前の像であるようです。
残念ながらこの辺りにもあじさいはありません。
しかたがないので池を回って、公園広場反対側を歩く。
ありました。渓流広場という場所。裏が小川のようになっていてあじさいが何本かありました。
帰宅して公園のサイトをチェックしたら、ちゃんとあじさいの記載はありました。

さて、折角来たのだから、植物園を覗いてみようかと行ったら本日休園でした。
帰りは正門から、駅伝道路を通って行きました。反対側は神奈川県肝入りのSST(Sustainable Smart Town)という名前の街です。冒頭の3D地図左上に規則正しく住宅が並んでいる風景が写っているのがそれです。お洒落な住宅が数百戸並んでいるのですが、何がSustainableかというと、電力を太陽光で賄っているからです。この巨大住宅地の真ん中に蔦屋があります。

ご覧のようにサステナプル・スマートだから手前は太陽光パネルが並んでいます。
しかし、パネルの手前に電信柱(^^;;;。何がスマートなのかよく分からないが、乱立する太陽光パネルと巨大な電柱。なかなかシュールな光景ですね。